環境関連事業

バイオガス/エタノール実証プラント

メタン発酵槽

エタノール発酵槽 蒸留塔 改質装置 残渣受入設備

バイオガス及びバイオエタノール実証プラントとして、当社内に食品残渣受入からエタノール発酵装置、蒸留塔およびメタン発酵槽、メタンガス発電設備等を設けています。

2013/7/31 四国新聞様にて、『「うどん発電」開始へ/廃棄麺のメタンガス利用』としてご紹介いただきました(記事へのリンク)


バイオガス発酵前処理/後処理設備

バイオガス発酵設備

バイオガス発生設備にて、食品残渣等の有機性廃棄物を破砕し、発酵槽の中で微生物による発酵を行なうことで、メタンガスを主成分とするバイオガスを発生させ、エネルギーを回収すると共に残渣の減容化が可能となりますが、投入する有機物の性状によっては発酵に時間が掛かり、処理量が増やせないことがあります。

そこで、メタン発酵槽への投入前に有機物を高温高圧で前処理することにより、従来より発酵期間を短縮することが可能です。これにより処理量の増加や発酵設備の小型化、システム全体の費用低減が可能になります。

さらに、発酵後の残渣を後処理設備として改質装置を通すことで、液肥として利用できるように改質することも可能です。


バイオガス発酵設備フロー


バイオガス発酵設備フロー


バイオエタノール発酵・蒸留設備(開発中)

バイオエタノール設備

食物残渣等を酵母菌により発酵してエタノールを生成し、発酵終了後に蒸留を行ないエタノールを精製するシステムです。現在、うどんの製造過程で出る廃棄うどんを用い、発酵および蒸留試験を行なっています。

また、本装置で得られた発酵残渣をバイオガス発酵設備に投入し、バイオガス及び液肥を得るようにしています。